「人生はだいたいゲームと同じ」と上司は言った
「子どももさ、外に連れて行かないとなつき度が上がらないし、ちょっとほうっておくとなつき度も下がって、すぐ野生にかえるしね」という。すぐ野生にかえる、というのがツボだった。お子さんは2歳ぐらいだったかな、たしかに、まだ野生にかえりやすいお年頃だ。
「RPGとかアクションゲームやってるようなものだよね、いまなんかMMOだから、HP切れないように耐えて耐えてってやってたら援軍が来るかもしれないしね!」
いろいろ大変なとこにいる上司の例えが、サイコホラーとかサバイバルアクションじゃなくてよかった。
自分は何のゲーム中なんだろう。きれいな例えにするなら『風ノ旅ビト』みたいに、敵は少ないがマップは広々、でもその世界には誰もいない。運がよければ仲間と会えるかも。
まあ、人生をわかりやすく簡略化してさらに夢モリモリなのがRPGとかだしね。